恐竜を日本の大きな会社に例えると

 

恐竜を日本の大きな会社に例えると

 

 

「大企業は変化することに臆病だ」

なんて批評を目にしました。

ちょっと気になります。

「変化に対応できなければ生き残れない。大きくなりすぎて滅びた恐竜のように」

 

このくだりは異議ありです。

 

 

まず、恐竜に失礼です。

恐竜が繁栄した期間は実に1億6000万年、移り変わる環境に適応し、成功を極めた偉大な生物群です。

わずか20~30万年前に出現したばかりの人類が、進化の歴史の敗者のように扱える相手ではありません。

6600万年前の白亜紀末には、恐竜ばかりではなぐ海中のプランクトン、魚類、陸上の昆虫や植物、じつに70%以上の種が姿を消しました。

小さな生物も自然環境の変化から逃れられなかったのです。

恐竜はというと、今の鳥類につながる種族を残しました气立派なものです。

「大きくなりすぎて」なんて言いますが、生物の進化は「自然選択」の積み重ねです。

哺乳類も多くの種が自然選択の結果、大型化しました。

体が大きいほど単位体積あたりの表面積が小さくなり、体表面を通しての環境の影響を受けにくくなるのです。

暑さにも寒さにも強い。

 

 

だけど、たくましくなければその体は維持できません。

ゾウやクジラを見てください。

「大きくなりすぎた」なんて言わせない威厳があります。

恐竜も同様、たくましく生命力あふれる生物だったはずです。

 

ここは、恐竜の名誉のために反論しておきたいと思います。

 

 

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